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まるもす

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【主な登場人物】
・長男「ボビー」・・・2004年10月生まれ(運動部・ヒーローごっこ担当)
・長女「サクラ」・・・2006年11月生まれ(総務部・おままごと担当)

子(に)育て(られ)日記

某・南国にて子育て。
August 26

縦割り教育とボビーのお嫁さん

 
 ボビーの幼稚園は「縦割り教育」なので、
 
 ボビーのクラスでは
 
 3歳くらい~6歳くらいの子供たちが一緒に学んでいる。
 
※サクラのクラスは「よちよちクラス」。
ここだけは1歳半~2歳半限定。
 
 もちろん、人種も多岐にわたっていて
 
 インド人
 
 アメリカ人
 
 フランス人
 
 南アフリカ人
 
 シンガポール人
 
 ニュージーランド人
 
 日本人
 
 などなど。
 
 
 こういう幼稚園だから
 
 ボビーは
 
 ニュージーランドの国旗をおぼえてきたり、
 
 どこかの国歌を口ずさんだり、
 
 自分のことを
 
 「ボク、Asian なんだよ」
 
 と「アジア人」よばわりしたりするようになった。
 
 
 以前にも書いたが
 
 この幼稚園は入園式も卒業式も、進級式もなにもない。
 
 勝手に個人で進級したり、入園したり、卒業したりする。
 
 
 先生が子供たちに
 
 「今日は ○○ちゃん、最後の日です」
 
 と説明をしておしまい。
 
 
 
 さて。
 
 今日はクラスメイトのケイティが最終日を迎えたらしかった。
 
 帰りの車のなかで、ボビーが
 
 「ケイティ、今日で最後なんだよ、
 
  ビッグスクールに行っちゃうの。 I'm very sad悲しい
 
 と話していた。
 
 
 この「ビッグスクール」というのは、
 
 小学校のことを意味し、国籍や親の希望によって入学先が異なる。
 
 ケイティはアメリカンスクールに進学することになったため、
 
 9月が新学期のこの時期に幼稚園をやめることにしたのだろう。
 
 
 今月8月は、
 
 ブリティッシュスクールに進学した子供たちがすでに
 
 何人か抜けており
 
 ボビーはどんどんクラスメイトがいなくなってしまってサビシくなったようだった。
 
 
 「ボクはいつ、ビッグスクールに行くの?」
 
 
 「うーん、まだまだ だよ。この国にいるうちは、今の幼稚園に行くんじゃないかなぁ。
 
  みんな、6歳か7歳になったら ビッグスクールに行くでしょ。
 
  ボビーはまだ3歳だものね」
 
 
 すると、ボビーは何を思ったのか
 
 「19歳になったらどうするの?」
 
 と尋ねてきた。
 
 「19歳になったら、今度は大学っていう学校に行くんだよ」
 
 
 「じゃぁ30歳になったら?」
 
 「30歳になったら、もう学校には行かないで、パパみたいに会社に行くんだよ」
 
 
 「そして、一人で Airplane飛行機 に乗るんだよね?」
 
 「そうだねぇ」
 
 「そして、夜も一人でネンネする?」
 
 「そうだねぇ」
 
 「でも、パパは一人でネンネしてないよ!」
 
 
 そこで簡単に説明してあげた。
 
 
 「大きくなったら、一人でネンネするんだけど、
 
  お嫁さんをもらったら、また一緒にネンネするんだよ」
 
 
 
 ボビーは固い口調で
 
 即座に
 
 
 「ボク、お嫁さん、ふたつ ゲットする!」
 
 
 と言った。
 
 
 おいおい、「ふたつ」って( ゚з゚):;*.':;ブホォーーー!!!
 
 しかも「ゲット」って、ポケモンじゃーないんだから( ゚з゚):;*.':;ブホォーーー!!!
 
 
 
 
 「お嫁さんは一人なんだよ」
 
 と説明しようと思ったら、そこでボビーが続けて言った。
 
 
 
 
 「うんとね、ママとサクラをお嫁さんにする!」
 
 
 
 
 思わずニヤリと笑った母なのだった ( ̄~ ̄)イヒ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
August 22

折り紙

 
 先週、日本からボビーのお友達が遊びにやって来た飛行機
 
 
 パパ同士が仕事仲間で、
 
 それを通じて家族ぐるみのお付き合いをするようになったのだ。
 
 
 そのお友達は女の子女の子
 
 日本の幼稚園に通う年中さん。
 
 今、5歳4ヶ月で
 
 ボビーより1年半、年上のお姉ちゃんだ。
 
 
 
 お姉ちゃんは、ボビーに折り紙を披露してくれた。
 
 おおー、折り紙! スバラシキ日本の文化バラ
 
 
 一緒に行った、日本食レストランでは
 
 箸袋を器用に折って
 
 「ボビーちゃん、ほら、お舟だよ!」
 
 
 ボビーはビックリ&感激!
 
 お姉ちゃんが日本へ帰ってしまってからも、
 
 「どうやってお舟を作るの?」
 
 と関心を持っていた。
 
 
 
 よぉし、そんなに言うなら教えてあげよーじゃないの、折り紙を!ひらめき
 
 
 自慢じゃーないけど
 
 
 こう見えて、アタクシ、
 
 
 
 
 折り紙がチョ~苦手。
 
 
 
 
 鶴はこの長い人生で、完成したことが1度くらいしかないorz
 
 
 ↑そもそも「鶴を折ろう!」と思ったことが3度くらいしかない。
 
 
 
 折り紙と、「おりがみの本」は家にあるものの、未だに活用されておらず。
 
 
 
 しかーーーし!
 
 たかが「舟」ごとき、
 
 5歳のコドモが折れるんだから
 
 30ウン歳の私に折れないワケがない。
 
 かかってきなさい、ふっはっは爆笑
 
 
 「さ、ボビー、ママが教えてあげる!」
 
 
 
 
 さっそく「おりがみの本」を開いて「舟」を探すが・・・
 
 
 載ってない。
 
 
 
 「・・・ボビー、違うのにしよっか?」
 
 
 さっそく「おりがみの本」を開いて簡単そうなものを探すが・・・
 
 
 
 どれも難しそう。
 
 
 
 「ボビー・・・どれ作ってみたい?」
 
 
 ボビーは小さな辞書ほどの厚みのある「おりがみの本」をぺらぺらめくると、
 
 
 「うんとね、コレにする!」
 
 
 指したのは
 
 
 
 
 ロボット。
 
 
 
 
 
 こんなムズカシーの
 
 
 できるわけねぇ~~~!!!!!!!
 
 
 
 
 とりあえず挑戦してみたが
 
 「作り方④」
 
 で挫折。
 
 
 どうやっても、次の⑤の絵と同じようにならない。
 
 説明文は
 
 「同じように折って、開く」
 
 の一文のみ。
 
 
 「同じように」ってナニと同じように!?
 
 誤植じゃねーのか!?激怒
 
 
 「開く」ってどーやって!?
 
 絵が間違ってるんじゃねーのか!?激怒
 
 
 
 何をどーすりゃロボットになるんだぁぁぁぁーーーーーー!!!!
 
 
 
 
 
 久々に怒り狂った母だった。
 
 
 
当然だが、完成しなかったorz
 
 
 
 
 
 
August 20

2年前

 
 この国に赴任して2年が過ぎた。
 
 
 
 そのせいか、
 
 このごろ2年前のことを思い返す。
 
 日本から海外へと、育児の場がかわったため
 
 この時期のボビーの成長っぷりをよく覚えているのだ。
 
 
 
 ちょうどこちらに来る前、1歳9ヶ月ごろのとき、ボビーは・・・
 
 
 1、走るのが得意だった
   (ヒザを高くあげて、腕を大きく振る)
 
 
 2、「1」や「5」などの簡単な数字が読めた
   (駐車場を通ることが多かったので、車のナンバーを覚えた)
 
 
 3、食欲にムラがあって、食べさせるのに苦労した
   (でも、あまりこぼさず 一人で上手に食べることができた)
 
 
 4、とにかく外が大好き!
   (午前、午後合わせて4時間ほど出かけることも珍しくなかった)
 
 
 5、全然じっとしていない
   (眠っているときも動きは止まらず、寝相悪し)
 
 
 6、テレビをほとんど観ない
   (今はかなり集中できるようになったが、じっと見ているのは最初だけ)
 
 
 
 
 サクラは今ちょうど、1歳9ヶ月。
 
 こうして振り返ってみると、ボビーと全然違ってびっくりする。
 
 
 
 1、走り方がヘタレ
   (手をパーの形に開いて、前後でなく左右に振って走る。いわゆる「女走り」
 
 
 2、数字はまったく読めないが、色に強いこだわり
   (服、靴、靴下は毎朝、自分で選ぶ)
 
 
 3、よく食べるが、一人では上手に食べられない。
   (食事はボロボロこぼしまくって、最後はいつも私が食べさせる)
 
 
 4、インドア派
   (公園に連れて行っても、すぐ「だっこ」。なので、いつも家にいる)
 
 
 5、動きが想定範囲内
   (目の届かないところには行かない、眠っているときはほとんど動かない)
 
 
 6、テレビが大好き
   (歌やリズムのあるものが好き。食い入るように観る
 
 
 
 
 同じ1歳9ヶ月の二人を比べると、
 
 
 「体育会系のボビー & 文化系のサクラ」
 
 または
 
 「理系のボビー & 芸術肌のサクラ」
 
 という印象。
 
 
 
 それにしても、ついつい想像してしまうのだが、
 
 サクラが第一子だったら
 
 さぞかし幸せ妊婦ライフだったんじゃないだろうか。
 
 毎日のんびり~スマイル おっとり~かたつむり
 
 おうちで絵を描いたり、おままごとしたり、手遊びしたりして
 
 一日が過ぎていったんだろうなぁ。
 
 毎日、公園で何時間も立ち続けたり、
 
 走るボビーを追い掛け回したりしなくて良かったに違いない。
 
 
 
 てか、
 
 サクラの あの走りっぷりだったら追いかけるの楽勝!
 
 
 ♪てれってれってれってれ~~♪
 
 
 って、音楽聴こえてきそうな走り方なんだもんかたつむり
 
 
 
 それに比べると、当時のボビーの足音は
 
 
 ♪とたたたたたたたたたたーーーーーーっ♪
 
 
 だな。
 
 
 
 
 今にして思えば
 
 よく妊婦なのに一日4時間も立ちっぱなしで(ときおり走ったり)
 
 ボビーにつきあっていられたなぁ。
 
 
 ・・・だから切迫早産になったのかorz
 
 
 
 
 そのとき オナカにいたサクラが
 
 今や
 
 「もーにーん」って挨拶したり、
 
 トイレでうんちしたり、おしっこできるようになったなんて!
 まだオムツしてます。
 
 子供の2年間ってすごいなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
August 14

ロンロンちゃん

 
 もうずっと前に 他界してしまったのだが
 
 私の実父の実母、
 
 つまりボビー&サクラのひぃばぁちゃんは、
 
 ある女の子の人形を大事にしていた。
 
 
 そのお人形はたぶん5、6歳くらいの女の子で
 
 祖母に ロンロンちゃん と呼ばれていた。
 
 大きさは 「めるちゃん」や「ぽぽちゃん」より一回り小さいくらい。
 
 
 ドイツだったか、フランスだったか
 
 外国生まれのロンロンちゃんは、
 
 茶色いビロードのミニ・スカートをはき、
 
 たしかチェックのチョッキを着ていたように思う。
 
 外国生まれなのにおかっぱで
 
 小さな目と、低い鼻。
 
 決して美人とはいえないけれど 愛嬌たっぷりなそのお人形を
 
 祖母は 子供のように可愛がっていた。
 
 
 
 ロンロンちゃんは、
 
 ある日、
 
 子供だった私が 祖母の家に遊びに行ったときに
 
 「欲しい欲しい号泣」とダダをこねたため、
 
 我が家にもらわれることになった。
 
 
 ロンロンちゃんとの別れを惜しみながら
 
 そのとき、祖母はこう言った。
 
 
 「ロンロンちゃんは貸すだけだからね。
 
  いつか おばぁちゃんが死んだら、きっとロンロンちゃんを返してね。
 
  一緒にお棺に入れてちょうだい、約束よ」
 
 
 まだ幼稚園に通うほど幼く、おバカな私だったが
 
 驚いたことに この約束をずっと覚えていた。
 
 
 母が、他のオモチャをどんどこ捨てようとも
 
 「ロンロンちゃんだけは絶対にダメ!」と譲らず、
 
 20歳を過ぎてから
 
 実際、祖母のお通夜を迎えたとき、
 
 ロンロンちゃんを押入れから出してきて、
 
 おばぁちゃんの棺に寝かせたのだった。
 
 
 
 無事におばぁちゃんと天国に昇っていったロンロンちゃん。
 
 
 
 
 
 
 さて。
 
 どうして急にこんな話をしているのかというと、
 
 そのロンロンちゃんがまた、
 
 私の手元に戻ってきたからなのだ。
 
 
 しかも生きて!
 
 
 
 つまりこーゆーこと↓
 
 
 この頃のサクラは ロンロンちゃんにそっくり。
 
 
 
 サラサラの茶色い髪の毛。
 
 プワンとしたほっぺ。
 
 ちょっと上を向いた鼻。
 
 長いまつげに、小さな目。
 
 
 う~む、美人じゃないけど愛嬌たっぷりなところまでそっくりだ。
 「よけいなお世話よ!激怒」byサクラ。
 
 
 おばぁちゃんがサクラを見たらビックリするだろうなぁ。
 
 動くロンロンちゃんだもん!
 
 しかも、
 
 音楽を聴けば踊りだすんですよ、おばぁちゃん!
 
 機嫌が良いと投げキッスもしてくれますよ、おばぁちゃん!
 
 
 
 ・・・ま、とびきり臭いウンチもしますけどね、おばぁちゃんorz
 
 
 
 
 
 
 
 
 明日は、お盆。
 
 おばぁちゃん、サクラを見に来るかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
August 12

ボビー、名前を書く

 
 ここ数ヶ月で
 
 ボビーは字が書けるようになった。
 
 
 幼稚園で教えてくれるのだが、
 
 最初に習う文字は 意外にも「ABC・・・」ではなく
 
 「本人の名前」
 
 
 よく、自分の名前を練習した紙を持って帰ってくる。
 
 
 紙の一番上に
 
 先生が 「Robert Marmoss」 とボビーのフルネームを書き、
          (↑もちろん仮名) 
 
 その下にボビーが何度も何度もマネて書いていく。
 
 
 
 持ち帰ってくる紙を見ていると、上達のほどがわかっておもしろい。
 
 
 
 
 【習い始め】
 
 Ro   Mo
 
 で終わっている。
 
 
 【一ヵ月後】
 
 Rbet   Mamo
 
 何かがヌケている。
 
 
 【二ヵ月後】
 
 Robert    Marmo
 
 途中であきらめている。
 
 
 【三ヵ月後】
 
 Robert    Marmoss
 
 なんとか書けたが、二行目以降は真っ白。・・・燃え尽きたのか?
 
 
 
 繰り返して、最後まで書けるようになったのはつい最近。
 
 
 
 
 それにしても、初めて
 
 
 R obert Ma rmos   ←ムダにでかいボビーの字。
 
 
 とフルネームを書いた紙を見たときは感動した。
 
 
 最後の s が一個足りないのだが、
 
 そんなことはすっかり忘れて
 
 「いやー、よくがんばったねぇバラ
 
 としきりにホメた。
 
 
 
 
 
 
 そんなある日。
 
 ボビーがまた 作品の束を持って帰ってきた。
 
 見ると 一枚目の作品に「Sophiaと書いてあるではないか。
 
 クラスメイトの女の子のものみたい。
 
 先生が間違えてボビーのカバンにいれてしまったようだった。
 
 
 
 「あら、たいへん。返してあげなくちゃ」
 
 と思いつつ、ソフィアの作品に目を通していると
 
 例の、名前を練習した紙もはさまっていた。
 
  
 
 
 Sophia  L, Maria Eldra  David  Montelingbarong
 ※うろ覚えです。
  
 
  
 
 
  なんじゃこりゃーーーー ( ゚з゚):;*.':;ブホォーーー!!!!
 
 
  練習どころか、まず名前が覚えられん。
 
  
 
 ボビーのものより横に2倍以上長い紙だった。
 
 
 
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